“繊細さん”のわたしが                 カレーナン屋にハマる理由。

貴方にもあるだろう。

ふとした瞬間“〇〇が無性に食べたい!!!”と舌が叫び出す経験が。

それはまさに理性ではなく本能的な体の声である。

もれなく私もそのような瞬間がたまに訪れるのだが、中でも“ナンカレーが食べたい!”となることが、まあよくある。

本当によくある(笑)

カレーナン屋さんは今日本各地に散らばっていて、あのスパイスの香りとふっくらナンの焼き立ての香りはなんとも日本人を魅了する。

そして先日も、突発的な食べたい衝動(正確にいうとダイエットで数日抑えていたが我慢できなかった)に駆られてお店に入った。

そのお店は駅ビルの中にあり、カレー1種類と小皿サラダ、そして大きなナンが食べ放題で850円。

うん、ボリュームの満足感にしては高くない。

いや、正直に言うと毎回これコスパ良さそうだな〜絶対儲かるな〜これ、と毎回思っている。

というのもあのカレールーもある程度一気にかつ大量に作れるものだと思うし、何よりあのナン。

めちゃくちゃ美味しいけどなんかコスパめっちゃ良さそうじゃない?!!!ナンだけに。

でも食べちゃう。あのどちゃくそに大きくて、私に絶対におかわりさせる気のないナンと本格的はスパイシーカレーは、やはり“そこ”でしか食べられない味なのだ。

ただ、あのそこでしか味わえない美味しさ以外にも私を引き寄せるのは、あのお店に充満する『異文化感』である。

異文化感

カレーナン屋さんに入ると、私の経験上ほぼほぼ外国人の方が料理人をしている。そしてほぼほぼ同じぐらいのカタコト具合。

それがまたいい。日本語が完璧じゃあなあことで、その空間に居る少しの間だけ、日本、いや自身の喧騒とした日常から距離を置ける気がする。カレーナン留学してるみたいな…感覚。

またこの前行ったお店では急に店のドンなのか、或いは店員の父親なのかよくわからん男性が来て、店員が慣れたようにビールとナンを出していた。

男性はケータイ片手にナンをつまみのように食べ、たまに店員と話す。

日本人のお店ではありえない光景であるので、この男が何ものなのかが気になり私はチラチラその人を見ていたが、相手がこちらを見てくることは一度もなかった。

そんな自分に一切の興味を抱いてこないところもまたいい。

そんな日本にはない自由な感覚が、日々周りを気にしてしまう私安心させ、リラックスさせてくれる。

まとめ

少々話が飛躍するが、自分が“繊細さん”であると自覚のある人には、海外旅行や留学をお勧めしたい。

日本人相手には異常に気を遣ってしまうが、それが文化も価値観も異なる外国人になれば、以外の肩の力が抜け、貴方のありのままを出せる国が見つかることもあるからだ。

このご時世、ほいほい海外にいけない分、このような外国人店員が経営しているお店に足を運ぶのも良いかもしれない。

cocona

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